BLUE&BLUE  美猫短歌集(1)

早足の君と並んで歩きたいあたし駆け足笑顔普通に

誉められた花柄模様のワンピースあたしの服の定番決定

心臓の存在感が増していく聞こえないよに大声になる

憧れがあたしの肩で眠ってるしびれた心と右半身

ゆっくりと君の手伸びてつながれたあたしの手から愛しい涙

名前呼ぶ呼びすて出来ずワンテンポ遅れて「さん」小さくつける

ドキドキが何回逢っても止まらないかかった魔法とけないままで

ポケットに収まるサイズになりたいと帰る直前小人化希望

片想いしている様な両想い恋をしながら君愛してる

近付いた君の瞳にあたし居て初めて恋が叶った気がした

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《コメント》
祝★シリーズ化決定〜!(ウオー)
どうも〜短歌にエル・オー・ヴィ・イーな美猫です〜。皆様の感想お待ちしております〜。
返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(2)

君語る本質の意味知る前に愛していると百遍言って

知ってても知らなくても疑問形答える君の眼差しが好き

不機嫌なその横顔に触れてみたまだ愛してる伝わらないの

忍び寄るかわいい風を装って甘えた声で愛情ねだる

嘘つきになろうと決めた背伸びした君に近付き重なりたかった

当然に君はあたしを抱くけれど心があるの忘れないでね

やっかいな子猫を拾ってしまった君構うと逃げて放っとくと泣く

「忙しい」「仕事だから」と言う君はあたし死んでもその科白かな

あたしからキスさせないで判ってよ奪って欲しい旬の唇

考える時間たくさんありすぎて答え出しては訂正してる

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《コメント》
祝★シリーズ化本当に決定〜!(ワオー)
美猫で御座居ます。既に短歌集が週刊に成って居ます。(あたくしを止めて頂戴)
毎週楓様宅に御邪魔して霜月美猫襲名を狙って居ます。
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(3)

当たり前軽い存在漂って踏み付けられた自己顕示欲

首に紐繋がれたまま歩けない見えてきたのは君の束縛

妥協した結果があたしと吐き捨てた黒光りする飢えた眼差し

逢いたいと気軽に言える関係にならないままで無音に消去

君の名が待合室にワンコール顔は上げない君であっても

もうないよ何にもないよ本当に言い聞かせなきゃ心の奥に

「分かりたい」分からぬあたし責め立てて無償の愛を掲げて気取る

望んでる最終形態異なった未来見えない涙も出ない

友達や家族になっていくなんて耐えられないの恋人でいたい

生活を共にしたなら匂いさえ混じり合わさりやがて消えゆく

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《コメント》
シリーズ化〜(よれよれ)
ついに週刊・短歌集決定で御座居ます。
毎回イメージを変えていくつもりで歌詠みしております。
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(4)

同じ時同じ性欲感じたい見つめるだけで判って欲しい

柔らかに振りほどく腕掴めない妹みたいなんて嫌だよ

暗闇に君が一歩入ったらあたしの中に光生まれる

優しき手怒りに満ちてあたし打つどうして君が痛みの涙

愛しさが溢れ出したら止まらない君に向かって発進全開

おいしいよあたしの愛はお得だよ君限定の一大セール

いつの間に成長してた欲情を誘える程にかわせる程に

「初めだけ」男の性を理解したちぎれた心置き去りにして

神格化されたあたしはどうしたら人になれるか迷っているのに

恋愛をしてる感覚探してる君を愛する予定で抱いて

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《コメント》
イメージがバラバラ〜。
同じ想いで歌詠み出来ない〜。
んがんぐ!(サザ●さん?)
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(5)

精神に不備が在るとするならば忘れる行為失った愛

恋してる円らな瞳あたしだけ見つめていても愛のある無視

君の髪・腕・脚・腰に触れるだけ行儀の良い振り続けてよ

下らない音楽みたいその台詞空々しさにシロップかけて

愛したら愛される事前提で下手くそなキス押し付ける情

抱かれたら君のうなじに香水の香り永遠告げるCK

虚しさを通り越したら絶頂が見え隠れする快楽の淵

愛してたあの日還らずあたし今燃えない恋に心冷やして

極上の華に成るはずあたしなら咲く迄待って色がつく迄

年頃を縛る縄などありませんあたし召しませ愛しき下僕

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《コメント》
女っぷりがぷりっぷり〜。
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(6)

おやすみのキスして抱いて抱き締めて特別な夜毎日してよ

分からず屋の天使君に舞い降りた愛してくれるなんて思わず

沈んでる愛はなくても側に居て浮上するまで頭を撫でて

君の手で壊した未来程の価値あたしにないよそれでも堕ちる

お弁当あたためますか首振った冷めたあたしの小さな自虐

恋愛のおいしい部分つまみ食いしてきたあたし許して愛す

我儘なあたし恋するその瞳光を放つ愛しき美人

美しく生きたいだけのはずなのに恋と愛すら殺してしまった

君だけを愛し続ける自信など持ち合わせない今更何を

災いを避けて通らず身の上に振り掛けながら輝くあたし

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《コメント》
喧嘩売ってる訳じゃないよ〜。
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(7)

演技派の記憶喪失さながらにあの日のキスをなかった事に

あたしから誘って奪った唇は煙草の香り無言の拒絶

逢う度に気がふれていく崩れてくあなた遠くてあたし遠のく

哀しみを笑顔の奥に閉じ込めて理性の鍵をかけて演じる

抱き締めて欲しい時でも君の腕抱き締められるのだけ待ってる

淋しさは思いやりすら消え失せる孤独まみれた被害妄想

結い髪の後れ毛さえも許せずに切り落とす様な別れの宣告

からからに渇いて深くひび割れた根すらはらない愛の種子達

存在も否定確定君の声あたしをなかった事にしないで

木の下でずっと待ってた夕暮れになっても来ない腐った約束

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《コメント》
ラブリーな毎日送りたい。「でも、」に続く言い訳が多過ぎる毎日なんて要らない。
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(8)

身勝手な孤独抱えて電話待つ被害者めいた金曜の夜

終わりですあなたの愛は色褪せたあたしの愛に似る事はない

拒絶する細胞レベルで撲滅狙い吐き気と共に消える存在

思い出を演じる様な振るまいに返らぬ日々を君に託した

若き日に暇と感じた日々の分多忙に酔って大事忘れる

失った君の瞳の輝きは信じる事を拒否し続ける

親愛に自殺願望保留した命教える君が必要

肝心の気持ちは今だ謎のまま解けたら駄目になっていくかも

病気だと自覚しているつもりでも後悔ばかり只繰り返す

捕らえたら愛も与えず放置した伸ばしたその手一瞥掴む

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《コメント》
過去の恋愛って思い出してもいい気分しない〜。
ネタにはなるけど(笑)
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(9)

どこまでも遠い君の情熱は感じる事がないのだろうか

うんざりな相づち続く帰り際強く愛した事責めないで

愛するの反対語は無視すると君の態度が教えてくれた

泣きながら破った手紙はらはらと目の前で散る切れ端に愛

あたしにはリセットボタン見えている押しても君は変わらないけど

かわいいと全てを許す口振りは女だからをカッコとじしてる

淋しいをもっと器用に伝えたらあの頃君の笑顔見れたね

長過ぎる逢えない時間混乱を招いて抱いた不実の時よ

濁点の感嘆符だけ並べたらあたし見下す侮蔑の目線

開いてと強要してもないんだよあたしの中に心自体が

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《コメント》
美猫の周りにはいい人が多い。どうでもいいけど。
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(10)

愛してた震えるこの手認めてる狭まる視界声も届かず

貴方さえ踏み出せるなら何もかもその足元に投げ出せるのに

運命は訳有り顔でやって来た過去を許して変わらぬ瞳

また逢える愛した日々は本物の輝き増して事実を語る

失った貴方の腕の温もりを忘れる前に甦らせて

永遠は生まれた時に名付けられ染まっていくのストイックブルー

時越えて巡り逢えたよ離さない運命だって今決めたから

愛せない貴方以外の存在はごみ箱行きで空にしたから

忘れたの好きと聞いたら答えてねきりんは駄目よパス許さない

心無いキスと呟く唇は情熱隠し額に触れた

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《コメント》

今回は或る御方を想い詠いました。そして終わりなのですわん。
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(11)

重ね合う体離れてふと見上げ月が明るい二人寝の夜

しなやかに細い首筋伝う汗言葉失う甘美な雫

闇の中濡れた視線を放つ君瞳閉じても消えない姿

移り香に脱いだ瞬間気が付いた服抱き締めて暫しまどろむ

腕掴み君に預けた初めての白き内股震え止まらず

紫の宇宙に全て投げ出され小爆発は漆黒の悦

果てるまであたしの名前呼び捨てて呼吸乱れる君に絶頂

触れ合えば全て分かると強引な獣じみた薄い唇

惜しいかな君は小さい柔らかいもの足りないを見事表現

君の名は何と呼んだら良いのかと不要な台詞重なればいい

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《コメント》
あたし剥き出しで御座居ます。控え目にしたつもりなのです。
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(12)

ごまかされまるめこまれてネジとれた解体するまで踊りましょう

書きつける君へ憎しみ綴る歌恋しい歌は心に秘めて

世間的最低男と判ってる「でも」をつけたらいけない事も

円陣を描いて契れ魂を売り渡しても消えぬ想いよ

飛び降りる覚悟で下を見つめたら二度と逢えない現実がいた

命より大事な君は簡単にあたしを捨てて笑っているの

悲しみよ君の元へと降り注げ流れる想い無数のかけら

流れ落ち流れ落ちては繰り返し頬に重なる失恋の線

滅茶苦茶にしてやるなんて何度目か愛されたいと声が出らずに

愛してる言われなかった復讐は愛していたと聞きたいが為

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《コメント》
ある方に触発されて今回は詠みました。ここで一句捧げます。「幸せは見えない時に 溢れてる」
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(13)

大学で学んだ事は役立たず君の子猫は謎の歌詠む

気紛れな子猫と結婚するつもりおばかさんなの頭良いのに

わがままじゃないよと君は不思議顔いい子いい子と優しい魔法

本当に好きになれるか分かんない大きな膝の上で警戒

おぼつかぬ足元照らす微笑みで見守ってるの悪戯子猫

くまさんの180センチのぬいぐるみ永遠守る静かな騎士

手のひらがおいでおいでと背中越し凍える雑踏温もり繋ぐ

かわいいが時々こけて不機嫌が始まる胸を甘く焦がして

切ないのきゅんとしちゃうのここんとこ人間らしく子猫溜め息

どきどきをすりこみと呼ぶ天邪鬼住み家が君と認めてるのに

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《コメント》
美猫の前世は猫です。現世は・・・人間になりきれない子猫です。でも美猫はそんな自分がお気にいりなのです。
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(14)

熱情を若さで注ぐも達しないあたしの沸点他にあるのね

幼少の気付かぬ内に付けられた見えない痣は罪の手錠

いつか知る儚い風情で惑わせた歌詠み人の自慰と快楽

気紛れで沢山の恋支配した独裁者には孤独の未来

例えばの話をしよう不燃愛あいだに挟む過去の真実

おしまいのしるしは何処に付いている記憶の日記幾度もめくる

先行きが不確かな程止められぬほとばしるのは強き劣情

信頼はあなたの元に預けてる無利子でいいの無くさなければ

終われない決定的に打たれても留め具外れたままの欲望

純情に幾何学模様プレスして理性縁取る君のセックス

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《コメント》
あたしらしく生きる事は歌を詠む事に続いていると思ったりする今日この頃。
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(15)

心臓は今日も勝手に動いてる心の音は止まったままで

今朝も鬱昨夜も鬱で不眠症無意味な涙終わりを知らず

午前二時死にたい盛りで首吊った洗濯物に並ぶ屍

顔面の毛細血管破裂音拍手に聞こえる自殺志願者

薬局で袋いっぱい買い込んだ痛み止めしか慰めは無い

血液が流れ落ちてく止まらない死神色の口紅塗ろう

精神が壊れていると診断を下せる医者は正常かしら

最期まで君に恥じない存在で居る為捧ぐ心療内歌

眼帯で膿んだ心を隠せたら片目だけでも生きていくのに

かまいたち世間の風が切り付けた架空の傷に嘘の劇薬

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《コメント》
もしも壊れても、なおしてくれる人が居るなら、一度くらいはどうでしょう?(おすすめらしい)
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(16)

盲目であたりはずれが曖昧な恋を導く犬が欲しくて

愛情の有機栽培無農薬美味な毎日たわわなあたし

全能の神に仕立てたお嬢様救いの御手でバイバイしてる

化けの皮ぼろぼろはげて逆ギレのあたしなでなで破格の笑顔

手のひらに君がまばたきして逃げた羽音残してブルーバタフライ

見た目だけかわいいだけで生きてきた君も信じて福耳神話

マンネリに突然気付く喫茶店君のおかわりもう結構です

人生を長考し過ぎその間に美味しいあたし食べ損ねるの

心配をトッピングした大丈夫あたしの気持ち指図しないで

可愛気の有無をまるごと受け止めて難易度高い恋を制して

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《コメント》
成りたい自分が恋愛する度判らなくなるのは何故でしょう。
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(17)

早熟な指先遣いおさかなの目をしてノルマ果たしてるだけ

只抱いたあたしも承知或る情事責め苦を抱いて独り堕ち逝く

闇の中鋭い太刀に変化する未練抹殺一刀両断

半分に分けて愛せば腹八分食傷気味な君の真心

自慰をするあたしの右手知っている君が要らないシングルベット

腹痛じゃないけど個室出られない三角折りの挑戦状で

足の裏マッチで焙っている様な絶頂前のブルーカーニバル

挿れててよもっといっぱい満たしてよ昇点あわせて奥まで見てよ

かき抱き髪の香りを吸い込めば動物の雌の本能発揮

空回りしてるあたしは判らない脚を開けば楽になるかな

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《コメント》
来世は男に生まれたいと常々思うのです。
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(18)

君が居る只其れだけで落ち付ける何処へ行っても周り敵でも

風邪ひきの荒れた口元血がにじむ頑張らないで君に言いそう

下らない質問の中本当に知りたい答え見つけて掬って

S系の愛情過多で胃が痛いMになれない愛してるのに

栄養が偏りがちの感情に鬱を加えて愛をなじるよ

反省をしてるあたしは猿まわし答え判らず踊り続ける

メール音鳴ってもすぐには開かないがっかりしてはまた待ちぼうけ

成長が止まればいいと一瓶を飲み干し吐いた未来予想図

粉薬君の顔色よしあしで苦くて飲めずむせる精神

氷水寝耳に滴しさようなら寒々しくも痛快な朝

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《コメント》
価値観よりも愛情表現が近しい人と一緒に居たいと思うようになってきました。
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(19)

始めようおりこうさんは檻の中全て脱いだら動物に成れ

酸い甘い蜜を吸ったら痺れてよ上に乗るから暴君頂戴

変わりばえしない性交渇いてく奥の奥まで覗いてごらん

彼氏でもセックスフレンドでもないの稀に芽生えた男女の友情

みだれ髪くみかえた脚チラリズム初めて奪う女にさせて

性行為安心感を得る為にくわえてないた無駄無駄無駄と

ホットケーキのメイプルシロップきらしてた代わりに甘いのかけてあげる

おねだりのポーズは谷間に埋まってる邪チラリ決めはニッコリ

女の子の日に怯むな突き進め旗に印を刻んで投げろ

シナモンの香り誘惑吐息から媚薬絡まる舌挿れさせて

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《コメント》
性の不一致を愛だけで乗り越えるのは難しいかもしれません。
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(20)

行進のイチニイチニがあたしだけ一歩ずれてる大人になっても

御機嫌が斜めになったら首傾げ真っ直だって事にしようよ

着たくない服強引に持ち込まれ試着室から裸で登場

長電話嫌いな訳は先送りしているだけ怠惰な関係

誠実な瞳が心泳いでる恋愛酸素無いのにずっと

美辞麗句フル活用でほめ殺し君の花嫁認めないから

小部屋にて紅葉散る散る君満ちるシーツの白は恥じらいの色

気にするな趣味の鞭で打ち続け満足顔で慰め言葉

腰つきが理性侵害するライン二十四時間誘惑発信

たまにはね人生即決必要よ熟成待ちで恋が逃走

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《コメント》
何番目に好きかなんて愚問です。順番を付けられた時点で終わりなのです。
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(21)

美しい空の青に憧れて寄り添う雲は今だ染まれず

負傷した戦士が集う冬の駅癒しの呪文不意の挨拶

道草をしてもいいよとさくらんぼ持っておかえり許してくれるよ

爪に赤息吹きかけて桃色の花弁に成り十舞踊れ

か細い手指の間をすりぬけるとても小さな君の幸せ

壊れても遺っても未だ伝わらず創る魂空想の中

教室で凍ってしまった良心は過去を悔いてもとけてくれない

危うい瞳虚ろに濁る瓶底にひどく似ていた十五の初冬

こすらずにただこぼしては瞳閉じ涙の跡を朝に残さず

いじめとは違う表記であるべきだ孤独は鎧情けは無用

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《コメント》
「かわいい」ではなく「うつくしい」と感じられる自分がまだいるのです。
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(22)

目の下にくまの刺青ほる恋募連日連夜色濃いあたし

偶然を装い誘った図書館で必然的な初夏の口付け

イエス・ノー聞かずに抱いてこんな夜はキスはしないで電気は消して

行く末は愛の強弱肝心で狙いは一つ永久不滅

この痛み君があたしにくれた傷死なない程度見えない程度

ストレスを感じる人は休むのだ働く機械にアブラカタブラ

大の字で雪にねてやる麻痺してよ電車もバスも思考回路も

好きな人同じと言えず親友の熱い眼差し有刺鉄線

強力に今日協力を強要し興醒めしてる胸中の恋

放課後のセーラー服は他人顔いけない子だと叱ってくれない

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《コメント》
大人になるということは子供の自分を否定することではないのです。
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(23)

無駄はない動き始めた言動にドラマにはない真実がある

人間と思わなければこわくない許容範囲は無限大だよ

自閉症でてこれなくて構わない何も持たずにあたしがいくよ

ちぎってもつながってるのが友情で千に裂いても修復可能

壊れたらかけらが放つ一瞬の小さな光見逃さないで

認めてよ病んだ人格分裂症目から鱗を落としてみせて

巻戻ししてる途中でぶちきれた記憶のテープ長い悲恋歌

限りなく恋に近しき愛ならば与えて惜しむはずはないのに

君の為そんな台詞は早過ぎるらしさまともにだせないくせに

くれるから貰っていたら抗議文愛を返せば割にあわない

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《コメント》
精神の正常と異常は自分で決めるものではないのです。じゃあ、誰が?
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(24)

春よ来い嵐と共に過ぎ去りし季節は過去を道連れにして

なごり雪春の陽射しにきらきらと新たな君を祝う輝き

なごり雪春の陽射しにとけていく君の光になれますように

追憶を溶かしたような濁り酒酔いしれたのは過去か未来か

揺れていたセーラー服のスカーフはほどかれる春知っていたのか

見下した日本文学そのままにあたしの歌は洋風仕立て

文学を食わず嫌いの和風顔やぶれかぶれの西洋かぶれ

英会話十億人と話せても四人に一人インド人だよ

現代の歌詠み人のいろはにはあさきゆめみし必要ないの

茶化された真剣話の切傷に無視した時点で気が付いて

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《コメント》
実力の違いは初心者が一番分かっていないのです。教えるよりも自ら感じとって欲しいと思うのです。
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。





BLUE&BLUE  美猫短歌集(25)

かわいそう周りの皆いうけれどいけにえ気分味わいたいの

お願いよ頑張れなんていわないで君の苦労をあたしに頂戴

ネタ尽きて君の不幸を小説に事実は奇なりと我おちぶれり

難問に立ち向かう度胸もなく塵の様に積もる未練よ

先生と呼べばこの腕ほどかれるそんな気がした無言の車内

真夜中に車とあたし走らせた衝突覚悟全損必至で

手招きでおいでおいでに油断した喧嘩の後のだっこは反則

アクセルが年々弱く遅い恋ブレーキかける速さで消えた

若者にうっかりときめきはい終わり恋愛力は年々低下

辿り着く前にいつでも笑うから遠い夢さえ近く感じた

**********

《コメント》
年相応の行動は責任までもがついてきて、うんざりしている今日この頃。
皆様の感想お待ちしております〜。返事確実(?)にゃり。

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